<VPL-VW12HT 色むら編>
8/20にサウンドオブミュージックを鑑賞している途中でランプ時間100時間を突破しました。
予想をはるかに上回るペースです(^^ゞそのわりには調整等は進んでいません。
原因はやっぱり色むら。
調整したって、顔の位置が移動するたびに顔色が変わっちゃうんだもん。
スクリーン右と左でどう映りが変わるかというと・・・
ベストフレンズウエディングより。
オリジナルは上の写真です。
下の写真はスクリーンに投影する映像を左右反転してから撮影したものを、画像処理ソフトで再度反転したもの。
つまり下の写真のジュリアロバーツは実際にはスクリーン左に映っている状態です。
単純に言って、右にいるロバーツの顔色で調整しても左に移動するとこんな顔色で映ってしまうみたいな。
これだけ色が変わってしまうと、安心して鑑賞できないのでありますし、気合入れて調整してもあまり意味が無いのです。アバック経由でSONYに問い合わせる算段になっているのだが・・・盆明けということもあり、今のところ連絡なし・・・
HiVi9月号P.59冒頭でも「発売前のプロトタイプだろうか、ユニフォーミティ(均一性)に少しムラがあったりして・・・」とあり、初期ロットはこの辺が課題なのかもしれません。
もしそうだとすれば、あまりせかしても、効果的に改善されるとは考えにくいかも。
画素欠けが無いので、光学ブロックは残したいという注文つきですし(^^ゞ
えっちビデオの映像じゃないよ(爆) (4:3映像をフル表示しているので、太く見えてます^^;)2002/9/27
でかいサイズで載せたので、画像を保存してIrfanViewなどで見比べるとよろしいかと。
(ブラウザ上で縮小表示にしています)
上がオリジナル、下が反転投影を反転表示。
左右の足の色が実際にスクリーン上で見てもかなり違うので違和感というか、、、違うだろ!って感じ^^;
ソニーに色むら調整に出したけど、その点には全く触らず帰ってきたので、しょうがない、自分で3Dガンマをいじりましたよ。
出荷時の3Dガンマ補正の値はこちらのとおり。
今回はGとBの値はいじらずに、Rの加減で調整しました。
肌色の輝度が判りにくいのが調整上の難点でした。
上が通常投影、下が反転投影。
もうちょっとのような気がするけど、前述のとおり、どのレベル(明るさ)のRをいじればいいのか調整しどころの判断が難しい。
上と同じシーンの写真。
とりあえず左右の足の色の差は減ったと思われる。
久々の更新。すっかり放っておいてしまいました。2002/10/25更に3Dガンマを追い込み。
こんな感じ。
赤のみいじったので、Rしか表示していません。
左端の数字(位置)と画面位置は下記のようになっています。1列目と2列目の間隔は狭いです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
縦方向には4つのポイントしかないので、結構精度が粗いです。
突っ込みたい人にはこの倍以上のポイントがあってもいいんじゃないかな?画面の方は、こんな感じで。
上の写真より右足の赤味がさらに減っているのが判るかと思います。
映像によっては、まだ色むらが気になることがありますけど、ほぼ、満足できるレベルかな。
9/4の映像とはえらい違いです。ちなみにこのおねいさん、ちゃんと4:3で映すとこんな太さ^^;
上のとはセッティングが違います。
シネマフィルター付。
まともな写真を上げます。^^;
おまけ。色温度高、シネマフィルター付(以下同様)
グレーっぽい一様な絵柄ではムラが目に付きます。
実際は写真より若干強く色むらが感じられます。
上がオリジナル
下が反転投影こう見ると、赤を減らすだけじゃダメっぽいですね。オリジナルの右側にグリーンを足したい気分。
と言っても、複数のパラメータを動かすと収拾がつかなくなりそうなんですけど。出てきている絵はともかく、左右の違いと言う点では、8/21掲載分より相当マシになってきていると思います。実際、このシーンでは映画を流して見ていて色むらが気になることはありません。